ポスティングチラシ作成のポイント!どんなデザインが効果的?
チラシはデザインによって、手に取ってもらえる確率が格段に変わるものです。この記事ではポスティングチラシを作成する上で、デザイン的観点からとくに重要視してほしいことについて詳しくお伝えします。目を引くキャッチコピーや効果的な画像についても説明するので、これからチラシを作成しようとしている方は必見です。
ポスティングチラシ作成のポイント
ポスティングチラシを作成する上で、とくに重要なポイントを3つご紹介します。
■特別感をアピールする
お店の日常を伝えても読んだ人の印象には残りません。なぜチラシを配布したのか、なぜこの日に広告をしているのかを明らかにする必要があるのです。たとえば「今月限定のキャンペーン」「今週だけの特別価格」といった文言を載せるとよいでしょう。また、自社製品・サービスの優位性を伝えるのもおすすめです。「業界最安」「地域でNo,1」などのキャッチコピーを活用してみましょう。
■メリットをわかりやすく読者に伝える
チラシに掲載する商品およびサービスに、どんなメリットが有るかを明らかにしましょう。そのためには、ターゲット層を絞り込む必要があります。最低でも性別および年齢層程度は絞るのがおすすめです。たとえば、30代から40代の女性に向けたトレーニングジムのポスティングチラシを作成するとします。「スタイルアップに1日30分のジム通い」よりも、「最高効率の有酸素マシンで痩身効果抜群!」のほうがよりダイエット志向の高い女性へのアピールとなるでしょう。
■証拠を明らかにする
どんなに優れた商品やサービスであっても、裏付けがなければ信用されません。商品の効能などを科学的に証明したり、証拠写真で明らかにしたりする必要があるのです。権威のある研究機関等で実施した実験結果などを掲載するのもひとつの手でしょう。裏付けがあると、商品・サービスを使った結果のイメージも湧きやすくなり、購買意欲のアップにつながります。
目を引くキャッチコピーとは
ポスティングチラシのデザインに大きく関わるのがキャッチコピーです。よいキャッチコピーを作成するには、どんなことをイメージすればよいのでしょうか?ここではとくに大事なことをご紹介します。
■短く簡潔に
ダラダラと長い文章では最後まで読まれません。そもそも、長いとどこに注目すべきかがわからなくなってしまいます。キャッチコピーはなるべく短く、いいたいことが端的に伝わるようにしましょう。
■よりターゲットを絞り込む
性別も関係なく、全世代に向けたキャッチコピーはおすすめできません。ターゲット層が広くなることで、「自分自身に向けた商品・サービスではない」と思われてしまうからです。つまり、その人個人に向けたキャッチコピーを作成しなければなりません。人は自分の悩みを解決してくれそうなもの、自分に今必要なものを求めています。
つまり、自分に深く関連したコンテンツが掲載されていなければ、しっかりと読んでくれないのです。たとえば40代以降を対象にしたネイルサロンであれば「ベテランネイリストが作り出す上品デザイン」などとすると、大人向けネイルができて技術力があることが明確にできるわけです。
■目のつく場所に大きく設置する
どんなに優れたキャッチコピーであったとしても、目に止まらなければ効果はゼロです。そこで設置場所にもこだわる必要が出てきます。大きく目立つ場所に設置するのはもちろん、文字加工をしてデザインすることも検討しましょう。チラシ業界でいわれているのが「3メートル離れた場所からでも確認できる」というものです。ちょっと離れたところから、サンプルのチラシのキャッチコピーを視認できるか確かめてみてください。
ポスティングチラシで効果的な画像とは
文章だけ並べていても、チラシの効果は高まりません。そこで活用してほしいのが画像です。読者のレスポンスにも関わってくる重要項目の一つです。
■店舗や建物の画像
正面からの撮影はなるべく避けましょう。斜めから撮るのがおすすめです。そうすることで奥行きと立体感が強調できます。
■食べ物や商品の画像
食事を摂る時や商品を利用する際の目線を意識して撮影するのがおすすめです。真上か真横から撮った写真の場合、立体感等がなくなりアピール力が不足するので要注意です。
■顔写真を加える
人の顔が掲載されていると、よりしっかり確認するようになるといわれています。ターゲット層が意識しやすい人物の写真を掲載し、反応を高めることも考えてみましょう。
■証拠写真を掲載する
前述しましたが、チラシの裏付けとして証拠写真を用いるのもよいでしょう。ある商品を使用する前と使用した後、つまりビフォーアフターを写真で明らかにするのです。信用度が格段にアップルするので、レスポンスが増えるでしょう。
残念なポスティングチラシ
中には見るも無残なチラシも存在しています。ここでは残念なポスティングチラシをご紹介するので、該当していないかを確かめたり、該当する場合は改善を図ったりしましょう。
■写真が不鮮明で掲載の意図が伝わらない
まず写真がブレていたり、あまりに画質が悪かったりするのはNGです。チラシとしての信頼度も低くなります。また、チラシの内容とマッチしていない画像の掲載もマイナスです。自分でうまく撮影できない場合は、コストが掛かりますがプロの手を借りましょう。
■情報が多すぎる
チラシの大きさには限りがあり、伝えられる内容にも限りがあります。そのため、すべての情報をつぎ込もうと大量の情報を掲載するケースも少なくありません。しかし、読んでもらわなければ話にならないので、キャッチコピーの文字数は20文字以内、1つのチラシで伝える要素は3つ程度に絞るのがおすすめです。
■必要な情報がない
商品やサービスを紹介しても料金が掲載されていなければ、読者は不安になり、購入を見送ることになるでしょう。お店を紹介しているのに、公式ページや住所、地図、電話番号が記されていない場合も同様です。チラシを手に取った人にどのような行動をとってほしいのかを考えた上で、掲載する情報を考えてみましょう。
まとめ
ポスティングチラシ作成のポイントをご紹介しました。チラシはデザインがうまくいけば、反響率も格段にアップします。しかし、どんなデザインにしたらいいのか、どんなキャッチコピーを作成したらいいのか、いろいろなことで悩んでいる方は少なくありません。それぞれの解決法も記載しているので、試してみてくださいね。