ポスティングをする服装の選び方。ポスティングしやすい服装を心がけよう

ポスティングをするときの服装ですが、会社から指示がない限り基本的には自由です。ただ、人の家の玄関先や生活圏内に足を踏み入れる作業なので、不審に思われない身だしなみを心がけたいですね。自分の作業のしやすさも考えて、季節や天候に合わせてどのような服装が最適かご紹介します。

ポスティングしやすい服装を意識する

ポスティングを行うときは、街中を歩き回るので、怪しい人だと思われないような印象を与えることが重要です。きちんとした服装を意識しながらも、動きやすく疲れにくい服装にしましょう。

ストレッチ素材でできた動きやすい服装と足が疲れにくい履きなれたウォーキングシューズ、チラシを入れておくためのリュックなどがあると便利です。カバンに関してはリュックも便利ですが、斜めがけのショルダーバッグがあれば、両手が空くだけでなく手元からチラシを取り出しやすいです。

ポスティングの作業は天候に左右されることが多いです。急に寒くなったり、雨がふったりすることもあるので、上着やレインコートなどを準備しておいて脱ぎ着できるようにしておきましょう。

暑い日には日焼け止めや水分補給も忘れずに携帯してください。ポスティング中に体調に異変を感じたら、無理をせずにすぐに休憩をとりましょう。紙のチラシを配布する際に、滑り止めつきの手袋や指サックなどを使うことで、乾燥対策と配布効率のアップの両方をカバーできます。

暑い時期でも清潔感は大切に

夏の暑い時期はできるだけ朝方や夕方日が落ちてから行うのが理想的です。日中に行う場合は、自分が思っている以上に体力を消耗しますので、日焼け対策として長袖を着るのも一つの方法です。

速乾性があり、UVカット機能もついているメッシュ素材の衣服も最近ではたくさん出ています。汗を吸収するインナーを活用して汗だくになっても不快にならないようにしましょう。

日差しを避けるために、帽子もかぶってしっかりと頭部を守りましょう。キャップタイプよりもつばの広いハットのほうが顔だけでなく首もカバーできておすすめです。建物の中ではできるだけ帽子は取って、不審者と間違われないようにしましょう。

汗をぬぐうためのタオルも必須です。通常のタオルや手ぬぐいでもよいですが、速乾性のあるスポーツタイプのタオルなら重くならずに便利です。

また、最近では肌に塗ると涼しく感じられるスプレーや、首に巻き付けると汗を吸収して涼しく感じるスカーフなどの小物が充実しています。こまめに汗をふいて、だらしなく見えないように清潔感を保つようにします。

足元も夏場は蒸れやすいので、通気性のよいスニーカーを履いて足になるべく負担がかからないようにしましょう。服装とは関係ないですが、夏場は蚊などの虫が発生しがちなので虫よけスプレーも携帯していると便利です。

冬はコートを着た状態で出勤前に全身をチェック

ポスティングは1枚でも多く配れば配るほど時給があがるバイトです。効率よく配布するため、冬場は集合住宅のエントランスでもコートを脱がずに作業します。そのため、コートやダウンなどアウターを着た状態でどのように見えるか家を出る前に鏡でチェックしましょう。

ただ、ポスティングは決められた地域にたくさんの広告物を持ちながら、適度なスピードで配り続ける仕事です。配布前に寒いと感じて厚着をしすぎると、配布中に暑くなり汗をかいてしまうこともありますので、体が温まることを考慮した服装にしましょう。

寒さは首から感じることが多いので、マフラーやネックウォーマーをして防寒対策しましょう。また、思った以上に地面から冷えるので、足腰を温めるタイツやインナーを活用することをおすすめします。

チラシに触れる両手も手袋をしっかりしたいところですが、効率的に配布することを考えると指先が出ている手袋が使いやすいです。服装に気を付けることで体調を崩すことも避けられます。

雨の日の対策

雨の日はチラシが濡れる可能性が高まるためできるだけ避けたほうがいいです。梅雨時期などどうしても配布しなければいけない場合は、ポンチョやレインコートを着用してアパートやマンションに入るときには脱いでから配布するようにします。上下レインコートは配布していると汗で中が蒸れやすくなるため、夏場は上だけにするかポンチョを使用します。

足元はレインブーツやトレッキングシューズがいいでしょう。とくにトレッキングシューズは足首部分までしっかりカバーされているものが多いため、水が中に入ってきません。

配布物はカバンに直接入れるのではなく、水分を通さないビニール袋やプラスチックのファイルなどに入れるようにしましょう。季節によっては予期せぬゲリラ豪雨に遭うこともあります。そのような場合は潔くいったん作業を中止して、雨宿りをしましょう。

季節によって快適に効率よくポスティングできる服装をご紹介しました。人が生活する場所に足を踏み入れる作業のため、最低限の身だしなみを心がけながら、気候や天気に合わせて快適にポスティングしましょう。