ポスティングの効果はどう測る？測定時の注意点もチェック！

公開日:2023/01/15　　

「ポスティングをやったけど、効果があったのか分からない」と悩んでいる方も多いかもしれません。ポスティングの効果測定の方法はいくつかありますが、事前に効果測定できるよう工夫しておく必要があります。この記事では、ポスティングの効果測定方法と流れ、注意すべきポイントを分かりやすく解説します。

ポスティングの効果測定方法
ポスティングの効果測定の流れ
ポスティングの効果測定時に注意するべきポイント
まとめ

ポスティングの効果測定方法

ポスティングの効果測定は、チラシの配布によってどのくらいの反応が得られたかを確認する「反応率」を使います。反応率は「チラシ反応数÷チラシ配布数×100」で求められます。たとえば、チラシを2,000枚配布して2人が来店した場合の反応率は0.1％（＝2÷2,000×100）です。では、ポスティングの効果測定方法を5つ紹介します。

予約時や来店時に確認する

お客さんが予約する時や来店時に、口頭で確認する方法です。どのようにお店を知ったかを聞いて記録すれば、チラシの反応数を集計できます。また、チラシに「ご予約時にチラシを見たとお伝えください」と記載しておけば、お客さんから教えてもらうことも可能です。

来店時にアンケートを実施する

お客さんが来店時に、アンケートを実施する方法です。「どのようにお店を知りましたか？」と質問することで、チラシの効果を測定できます。また、アンケートでは複数の質問に回答してもらえるため、年齢や来店の動機などを同時に調べられます。

チラシにクーポンをつける

チラシにクーポンをつけると、クーポンを使ったお客さんの数が反応数になります。ポスティング1回目、2回目でデザインや内容の違うチラシを作成し、それぞれに異なるクーポンナンバーを使用すると、どちらのチラシの効果がよかったのかを知ることも可能です。また、クーポンを付けることで来店を促す効果が上がります。

チラシに専用電話番号をつける

チラシに専用電話番号を用意すると、チラシを見た人だけがその電話番号にかけてくるので、簡単に反応数を集計できます。ただし、専用電話番号を準備するのにコストがかかるデメリットがあります。

チラシ専用のランディングページを作る

チラシ専用のランディングページを作ると、専用ページを訪問した人は全員チラシ経由となるので、簡単に反応数を調べられます。ランディングページとは、検索や広告からアクセスした場合に最初に表示されるページです。チラシにQRコードやURLを記載して専用のランディングページへ誘導します。

ポスティングの効果測定の流れ

ポスティングの効果測定の流れを4ステップで説明します。

ステップ1　ポスティングの効果測定する方法を決める

どのようにポスティングの効果測定をするか決定します。クーポンを使って効果測定する場合、クーポンをチラシに含めます。また、専用電話番号やランディングページを用意した場合、それらを見やすい形でチラシに記載します。

ステップ2　地域とターゲットを決める

ポスティングを行う地域とターゲットを決めます。ポスティングは狙った地域のターゲットに直接チラシを届けられるのが最大の強みです。事前に地域とターゲットを決めておくと効果的にチラシを配布できます。

ステップ3　チラシを配る

自社で配布する方法とポスティング業者やアルバイトに外注する方法があります。ポスティングのプロであるポスティング業者を利用すると、コストはかかりますが効果的にポスティングしてもらえるなどメリットがあります。

ステップ4　効果測定を行う

ポスティングによる反応数を集計し、反応率を計算します。一般的にポスティングの反応率は、0.1～0.3％といわれていますが、業種によって差があります。毎日利用するものや低価格のものは反応率が高く、頻繁に利用しないものや高価格なものは反応率が低い傾向です。ポスティングの効果を測る際は、自分の業種の一般的な反応率と比較しましょう。